お客様の声 和泉中央駅プラン

「“もう年だから”を、“今だからこそ”に変えてみた」

「運転が怖い」と感じている女性のために。
少しずつ自信が育っていくよう、
9つのストーリーをnoteにまとめました。

運転が怖い女性のためのnoteマガジン

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▶︎ 女性専用|不安の正体にやさしく気づける構成です。

定年を迎え、静かな日々がはじまりました。

長年、小学校で教壇に立っていた私にとって、時間があるというのはありがたくも、少し手持ち無沙汰なものでした。

「そろそろ、孫のお迎え頼まれてもおかしくないわね」

娘がそんなことを言ったとき、私は一瞬、黙り込んでしまいました。

——運転、もうできないわ。

免許は40代で取りました。

当時は通勤用にと必要に迫られて、苦手なりに頑張って乗っていました。

でも、退職してからは車に乗る必要もなくなり、気づけば5年以上のブランク。

自宅の駐車場には、今も夫の車がありますが、私は一度も触っていません。

60代にもなれば、視力も反応も落ちているのは実感しています。

「今さら練習しても、どうせ無理」

そう決めつけていたのは、自分自身でした。

でも、娘の言葉をきっかけに、ふと「もう一度くらい、やってみようかしら」と思ったんです。

誰かのために、もう少しだけ頑張ってみたい。

そんな気持ちが芽生えたのは、私自身にとっても意外なことでした。

インターネットで調べてみると、パンダドライビングレッスンという文字が目に入りました。

女性専用、軽自動車、優しい指導。

「もう年だから…」と感じていた私の背中を、そっと押してくれるような言葉ばかりが並んでいて、思わずLINEで予約を入れていました。

和泉中央駅で待ち合わせ。

先生は私よりずっと若い方でしたが、物腰がとてもやわらかく、

「今日は練習しようと来てくださっただけで、もう一歩進んでいますよ」

と笑ってくださって、その一言だけで安心しました。

教習車は軽自動車。

運転席に座ると、視界が思ったより広くて、「今の車ってこんなに運転しやすいのね」と驚きました。

久しぶりの運転。

発進の感覚、ウィンカーのタイミング、ブレーキの力加減――

忘れていたことばかりでしたが、先生が一つひとつ落ち着いて教えてくださって、少しずつ感覚が戻ってきました。

特に印象に残っているのは、「行きたい先をしっかり見る」ことの大切さ。

私はずっと、白線やメーターばかりを見て運転していたのですが、

「目の前じゃなくて、少し先を見てみましょう」と言われて視線を変えてみると、不思議と車が安定して進みました。

「反応が遅れてしまって…」と不安そうに言うと、

「それは“慎重さ”でもあります。無理に早く動こうとしなくて大丈夫です」と言ってくださって。

若い先生から、そんなふうに言ってもらえたことが、とても励みになりました。

レッスンの帰り道、娘に「運転の練習、行ってきたわ」と連絡すると、

電話の向こうで「えっ!?」と驚いたあと、「すごい、ありがとう」と涙ぐんでいました。

孫のお迎えは、すぐにできるようにはならないかもしれません。

でも、「やってみようと思えた自分」を少しだけ誇らしく思えた日になりました。

年齢を理由に諦めかけていたけれど、

“もう年だから”ではなく、“今だからこそ”

そんなふうに前を向けたのは、このレッスンのおかげです。

パンダドライビングレッスンに出会えて、本当に良かったです。

(60代・元教員/和泉中央プラン)


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