お客様の声 和泉中央駅プラン

「バスの本数が減った。それだけで、生活が止まりかけた」

「運転が怖い」と感じている女性のために。
少しずつ自信が育っていくよう、
9つのストーリーをnoteにまとめました。

運転が怖い女性のためのnoteマガジン

📘 noteマガジン(全9章・2,980円
▶︎ 女性専用|不安の正体にやさしく気づける構成です。


駅までバスで15分。そこから電車で20分。

週3回、私はスーパーでパートのレジ打ちをしています。

これまでは、当たり前のようにそのルートで通勤してきました。

でも、昨年の秋にバスの本数が減ったんです。

コロナの影響、乗客減少、運転手不足――ニュースではそう説明されていました。

「1時間に1本」の現実がやってきたのです。

「乗れなかったら、遅刻する」

「帰りは40分近くバスを待つ日もある」

たったそれだけのことなのに、生活は急に不安定になっていきました。

「車が運転できたら、どんなに楽だろう」

そう思って、何度も自分に問いかけました。

でも答えはいつも、「私には無理」でした。

免許を取ったのは30年以上前。

20代のころ、数回だけ運転しましたが、車線変更で怖い思いをしたことがあり、それきりずっとハンドルを握っていません。

もうすぐ還暦になる私が、今さら運転なんて…。

そう思いながらも、通勤の不便さは日に日に積もっていきました。

ある日、仕事帰りのバス停で、隣にいたご年配の女性がふとつぶやいたんです。

「こんなに待たなきゃいけないなら、運転、また練習しようかしら」

その言葉に背中を押されたような気がしました。

帰宅後すぐにスマホで検索して、「女性専用」「軽自動車」「自分のペースで」という文字に惹かれて、パンダドライビングレッスンにたどりつきました。

和泉中央プランなら、家から電車一本。まずは体験してみようと思いました。

駅での待ち合わせ。

教習車はコンパクトな軽自動車。

「こんな小さな教習車もあるんだ…」とまず驚きました。

車に対する“重くて怖いもの”というイメージが、少しやわらぎました。

先生は女性で、やさしい語り口。

「今日は何年ぶりの運転ですか?」と聞かれ、「30年以上です」と答えると、

「そうなんですね。それでも、来てくださったのがすごいです」と言ってくださって、少し肩の力が抜けました。

最初はブレーキの感覚すら忘れていました。

アクセルを踏むのも恐る恐るでしたが、先生が「まずは転がす程度でいいんですよ」と言ってくださり、ゆっくり動かす練習から始めました。

驚いたのは、「視線の置き方」でこんなにも操作が変わること。

私はずっと、道路の白線ばかりを見ていました。

それが不安の原因だったと教えてもらい、「もう少し先を見ましょう」と指導されて実践してみると、車がスッと自然に動き出したんです。

ハンドルも、力を入れずに回せることを知って、「なんで今までこんなに怖がってたんだろう」と思いました。

でも同時に、知らないことが怖さを生んでいたんだ、とも感じました。

レッスンが終わるころには、発進と停止を自分の判断でできるようになっていました。

先生が「今日だけでこれだけ動けたのは大きいですよ」と言ってくださって、本当にうれしかったです。

家に帰って、冷静に計算しました。

「週3日、往復2時間ずつの無駄。月に24時間。年間で…」

そう思うと、運転できるかどうかが、これからの“人生の効率”にも関わってくる気がしてきました。

運転が特別なものではなく、「生活を自分で守るための道具」として必要になった今、

自分の意思で再びハンドルを握る決意ができたことが、何より大きな一歩です。

パンダドライビングレッスンは、そんな私に“現実的な力”をくれました。

(50代後半・パート勤務/和泉中央プラン)


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