私も運転が怖かったんです。
実は、かつて私自身も運転に対して強い恐怖心を抱いていました。
ハンドルを握るたびに手が震え、車の動きが怖くて仕方がありませんでした。
でも、
今は女性専用ペーパードライバースクールのインストラクターをしています。
怖さを乗り越れたのは、たくさん、たくさん、運転の練習をしたからです。
安心できる環境で、いっぱい運転したら『怖さ』は乗り越えられます。
そして、運転が楽しくなります!
こんにちは!
車の運転が大好きで、FIT-RSのMT車に乗っています!
子供が二人いるママで、大型バイクにも乗り、全国各地ツーリングにも出かけます。
YouTubuもやってます!
バイクレースが好きでレースを見に行ったり、ゲームも好きで特にモンハンが大好きです。
かつて運転が怖かった私が、今は20年以上も運転の指導員として活躍しています。
今はパンダドライビングレッスンOSAKAを立ち上げて、女性専用のペーパードライバー教習を行っています!
そんな私のストーリーです。
運転することが楽しくてしかたなかった
18歳になり、自動車教習所へ通い始めました。
小さい頃から車が好きだったので、
車の運転ができる!
と楽しく自動車教習所に通っていました。
初めて運転した瞬間を今でも覚えています。
クラッチを上げて車が動いた瞬間!
めちゃくちゃうれしかったです。
運転が怖くなったきっかけ
自動車教習所に通って、残り1時間の実車を残すだけ…となったある日、一本の電話が鳴ります。
あいつ、車と事故ったって
友人が交通事故に遭ったという連絡でした。
つい昨日まで一緒に遊んでいた友人です。
信じられない
と病院に駆けつけると友人はもう息を引き取ったあとでした。
全身がはれ上がり誰だかわからない姿
友人はただ、歩いていただけでした。
青信号を歩いて渡っていたところを右折の車に轢かれたのです。
車がこわくなった
それがきっかけで、車がこわくなりました。
そして運転することも怖くなりました。
車を見るたびに、友人を思い出します。
車は、人を殺してしまうかもしれないもの
と思うようになります。
その恐怖は強く、教習所に通うことすらできなくなりました。
そのまま、数か月間運転を避け続けました。
教習所からの連絡
そんなとき、教習所から
教習の期限が切れますよ
と電話がかかってきます。
このままだと、教習所を卒業できなくなります。
そうなると、運転免許証が取得できません。
当時、身分証明書といえば運転免許証でした。
周りの方からも
運転免許証だけは持ってるほうがいいよ
と、アドバイスされました。
運転は怖いけれど、免許は身分証明書として必要です。
しぶしぶですが、久しぶりに教習所へ行くことを決めました。
残り1時間の技能教習。
案の定、運転席に座るとハンドルを握る手は震え、足はガタガタと震えます。
落ち着いて。
何度も指導員から言われました。
それでも、震える手と足。
恐怖と不安の中で再び教習に挑んだ私に、その指導員が
うちの教習所で働かない?
と言ったのです。
運命の転機
私は、
え?
ってなりました。
唐突に何をいうのかと。
もうすぐ、配車業務の人がやめるんやけどどうかなって思って
と言うのです。
実はその当時、私は劇団で舞台俳優として夢を追いかけていました。
普通なら、このようなオファーは断りますよね。
しかし、私には小さい頃から大好きだった場所がありました。
それが「交通公園」です。
交通公園は、子どもたちが交通ルールを学ぶ場所で、私はその公園が大好きでした。
小さな信号があって、交差点があってクネクネ道があります。
はじめて自動車教習所の所内コースを見たとき、
交通公園に似ているな。
と感じました。
こんな場所でずっと過ごせたら幸せかもしれない
と思い、なんと、劇団を辞めて教習所業界に飛び込むことを決めたのです。
教習所で働き始める
技能試験などなんとか突破して、運転免許証を取ると同時期にその教習所で働き始めました。
配車業務を行っていました。
教習所で技能教習を受けるとき何号車、誰先生って感じがあったじゃないですか。
あれをする仕事でした。
予約を取ったり、先生方の勤務を決めるような仕事です。
運転することは全くない仕事です。
交通公園のような所内コースを見れることはすごく楽しかったです。
しかし、運転となると怖くて出来ませんでした。
ハンドルを握ると怖くて固まってしまいます。
そんな状態でしたが、初めて教習所に通う方たちと触れ合うことはすごく楽しかったです。
運転が怖かった
と言う方の気持ちがすごくわかりましたから。
そうやって楽しく教習生と触れ合っていたある日、上司から呼び出されます。
指導員にならないか?
私が教習生と楽しく話している様子を見ていた上司が
教習指導員をめざしませんか?
と言ってきました。
えっ?
となりました。
運転が怖いというのは知ってる。だけどその怖さを知ってるからこそ出来ることがあるのではないか
という内容でした。
運転の怖さがあったので、即答はできませんでした。
しかし、日々の業務をしながら
私にしか出来ないことがあるのかもしれない。
と思うようになりました。
教習指導員を目指します。
悲しい事故で大切な仲間を失ったからこそ、出来ることがある。
そう思い、教習指導員になることを決心します。
教習指導員になるには、知識はもちろんのこと運転もできないといけません。
運転席に乗るとやはり怖いんです。
手が震えて足も震えます。
こんな状態では運転ができません。
では、どうやって乗り越えたのか。
ちょっとずつ出来ることを増やしていきました。
そして、めちゃくちゃ練習をしました。
運転するのが怖いのを乗り越えるには、運転するしかなかったんです。
ちょっとずつ、出来ることを増やしながら怖さを克服するために何度も何度も練習をしました。
出来る。大丈夫。
自分に言い聞かせて練習に練習を重ねました。
そして、教習指導員試験に合格し、教習指導員になります。
教習指導員として働き始めます
教習指導員として初心運転者へ指導をはじめます。
途中、結婚や出産などもあり、教習所を何校か変わることになります。
何校か教習所を変わっていく中で、違和感を感じ始めます。
項目を送るな!(延長教習をするな)
と言われたり、
何本目のポールでハンドルを回す。
なんて教習をする指導員を見たり、
安全確認はシートベルトのここを見る
これは目視はココを見ると技能検定に合格できる
みたいな指導をする人がいるんです。
そんな教習を受けた教習生が一人で運転するようになった時、どうなるの?
という疑問が頭をグルグルします。
検定に合格させるだけの教習をする人が多すぎる
これじゃ、運転免許を取っても一人で運転できないやん。
ペーパードライバー講習の立ち上げ
教習所で働いていたら教習生から
男性の先生は怖いから嫌だ
とか
免許を取った後も練習をしたい
という女性の声をたくさん聞きました。
そして、
私自身が運転に対して強い恐怖を抱えていた経験がありました。
同じように
運転が怖い
と感じる人たちをサポートしたいと思うようになりました。
運転がめちゃくちゃ上手くなるのを目指すのではない。
運転が怖くて一歩踏み出せない人を応援したい!
特に女性の方々に向けて、運転に対する不安や恐怖を理解し、共感しながら丁寧にサポートするペーパードライバー講習を立ち上げました。
私のレッスンでは、運転の技術を向上させるだけでなく、心のサポートにも力を入れています。
運転に対して恐怖心を持っている方でも、安心して少しずつ自信をつけられるように、一緒に取り組んでいきます。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
こんなヤツですがよろしくお願いします
悲しい交通事故が世の中から一つでもなくなるように日々活動しております。
なんでパンダなんですか?
好きだからです!
パンダが好きなんで昔から、『ぱんだ』という名前で色々活動してきました。
これからも『ぱんだ』で交通安全活動をしていきたいと思っています。
よろしくお願い致します。