ある日、母の介護が必要になり、病院への送り迎えや日々の買い物が増えてきました。公共交通機関だけではどうしても不便を感じ、何年も運転していなかった私が再びハンドルを握ることを考えるようになりました。でも、長年のブランクからくる不安はとても大きく、「今さら私に運転ができるのだろうか?」という恐怖が頭から離れませんでした。
そんなある日、友人と話をしていると「パンダドライビングレッスンOSAKAがすごく親切だよ」と勧められました。「女性専用だから安心できるよ」という言葉に、少し心が軽くなり、思い切って問い合わせをしてみることにしました。
初めてのレッスンの日、和泉中央駅でインストラクターと待ち合わせをしました。少し緊張して早く着いてしまい、教習車を待っている間、心臓がドキドキしていました。教習車が到着し、笑顔のインストラクターが降りてきた瞬間、少しほっとした気持ちになりました。軽自動車で親しみやすく、インストラクターも穏やかな方で、すぐに「大丈夫ですよ、ゆっくり行きましょう」と優しく声をかけてくれました。
最初に乗った時は、ブレーキとアクセルを踏む足が震えてしまい、まっすぐ走るのも難しかったんです。信号で止まると、手汗でハンドルが滑るほどでした。「やっぱり運転は無理かも...」と思いながらも、インストラクターは焦らず、「大丈夫です、深呼吸して一つ一つ確認していきましょう」と優しくサポートしてくれました。
特に印象に残っているのは、住宅街でのカーブの練習でした。狭い道で他の車や歩行者が気になって焦る私に、「一歩一歩確実に進めば大丈夫ですよ」と声をかけてくれて、その言葉にとても救われました。少しずつ、自分のペースで練習を進めることで、気が付けば車の操作に慣れてきて、周りを冷静に見る余裕が出てきたのです。
2回目のレッスンでは、少しだけ自信を持って車に乗り込むことができました。前回は怖くてできなかった車線変更も、ミラーの使い方や周りの確認方法を丁寧に教えてもらいながら、ついに成功させることができました!「できた!」という瞬間は、本当に嬉しくて、「私でもやればできるんだ!」という喜びで胸がいっぱいになりました。
また、駐車の練習では、いつもは苦手だったバックでの駐車も丁寧に指導してもらい、少しずつコツを掴んできました。普段の生活では、家の近くの駐車スペースにうまく停められず、ついあきらめていたのですが、今では狭いスペースでも落ち着いて駐車できるようになりました。
そして何よりも、このレッスンを受けることで、運転に対する恐怖心が少しずつ薄れていったことが大きな変化でした。インストラクターが常に「無理をしなくていい」「一歩一歩進んでいこう」と言ってくれたおかげで、焦らず自分のペースで成長できました。毎回レッスンが終わるたびに、少しずつ自信を取り戻していく自分に驚いています。
まだまだ学ぶことは多いですが、これからも少しずつレッスンを重ねていけば、母を安心して乗せられる日が来ると信じています。最初は不安でいっぱいだった私が、今では次のレッスンが楽しみになってきました。
本当にパンダドライビングレッスンOSAKAに出会えてよかったです。これからもどうぞよろしくお願いします。