🔷 軽自動車の白ナンバーの取得手順
1️⃣ 図柄ナンバーの申し込み
➡ 「図柄ナンバー申込サイト(国土交通省)」から申し込む。
2️⃣ 交付手数料の支払い
➡ 約7,000円~10,000円(モノクロ版)、フルカラー版は1万円以上。
3️⃣ 運輸支局または軽自動車検査協会でナンバー交換
➡ 現在のナンバーを返納し、新しいナンバーを取り付ける(封印不要)。
🚗 軽自動車でも白ナンバーにしたいなら、地方版図柄入りナンバーを申し込もう!

1. 軽自動車の白ナンバーとは?黄色ナンバーとの違い
軽自動車といえば「黄色いナンバープレート」が一般的ですが、近年では「白ナンバー」をつけた軽自動車を見かけることが増えています。
そもそも、日本では車両の種類や用途によってナンバープレートの色が決まっています。軽自動車の標準ナンバーは黄色ですが、特定の条件を満たせば白ナンバーに変更可能です。
本章では、軽自動車のナンバープレートの種類や白ナンバーの特徴、黄色ナンバーとの違いについて詳しく解説します。
1-1. 軽自動車のナンバープレートの種類と特徴
ナンバープレートは、車両の用途や登録方法によって異なります。

ナンバーの種類 | 対象 | 色 | 取得方法 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
自家用ナンバー | 軽自動車(一般) | 黄色地に黒文字 | 標準 | 軽自動車の基本ナンバー |
事業用ナンバー | 軽貨物(営業用) | 黒地に黄色文字 | 標準 | 軽貨物車や営業車用 |
白ナンバー(特別仕様) | 軽自動車(図柄入り) | 白地に黒文字 | 申請 | 申し込みで取得可能 |
ご当地ナンバー(デザイン入り) | 軽自動車・普通車 | 白地にカラーデザイン | 申請 | 地域ごとのデザイン |

1-2. 軽自動車のナンバープレートが黄色の理由
軽自動車のナンバープレートが黄色い理由は、普通車と区別しやすくするためです。
日本の車両制度では、軽自動車と普通車は税制や規制が異なります。そのため、見た目で判別しやすいように、軽自動車には黄色いナンバープレートが採用されています。
また、黄色ナンバーには以下のような特徴があります。
- 税制優遇の対象
軽自動車は自動車税や重量税が普通車よりも安いため、ひと目で区別できるようにしている。 - 車両規格の識別
軽自動車は排気量660cc以下、全長3.4m以下などの制限があるため、他の車種と区別しやすくする必要がある。 - 高速道路料金の判別
ETCシステムや料金所では、軽自動車と普通車で異なる料金が適用されるため、ナンバーの色で区別できるようにしている。
このように、黄色ナンバーは軽自動車であることを明確にするための制度的な理由があるのです。
1-3. 軽自動車の白ナンバーとは?特徴と目的
白ナンバーは、軽自動車でも特別な制度を利用することで取得できるナンバープレートです。
元々、軽自動車は黄色ナンバーが基本でしたが、2017年から「特別仕様ナンバープレート制度」が始まり、一定の条件を満たせば白ナンバーをつけられるようになりました。
白ナンバーの主な特徴
✅ 取得には「図柄入りナンバー」の申し込みが必要
✅ 白地のナンバーなので、普通車と見た目がほぼ同じになる
✅ 軽自動車であっても税制や車両区分は変わらない
なぜ白ナンバーが導入されたのか?
白ナンバーの制度が始まったのは、2019年のラグビーワールドカップ日本大会がきっかけでした。
当時、日本国内でラグビーワールドカップが開催されることを記念して、特別仕様のナンバープレートが発行されました。その際に、軽自動車にも白ナンバーをつけられるオプションが追加されたことから、白ナンバーの認知度が上がったのです。
その後、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでも特別仕様ナンバーが発行されました。そして現在では、地方自治体ごとの「ご当地ナンバー(地方版図柄入りナンバー)」を利用することで、軽自動車でも白ナンバーを取得できます。
1-4. 白ナンバーと黄色ナンバーの違いは?
「白ナンバーにしたら軽自動車ではなくなるの?」と思うかもしれませんが、ナンバーの色が変わっても、軽自動車の区分は変わりません。
軽自動車の黄色ナンバーと白ナンバーの違い
項目 | 黄色ナンバー(標準) | 白ナンバー(特別仕様) |
---|---|---|
色 | 黄色地に黒文字 | 白地に黒文字 |
取得方法 | 標準(新車登録時に自動発行) | 申し込みが必要(図柄入りナンバー) |
費用 | なし(通常のナンバー代のみ) | 約7,000円〜10,000円(地域による) |
車両区分 | 軽自動車 | 軽自動車(変わらない) |
税制 | 軽自動車の税制が適用 | 軽自動車の税制が適用(変更なし) |
1-5. 軽自動車を白ナンバーにする理由は?
では、なぜ多くの人が軽自動車の白ナンバーを選ぶのでしょうか?
① 見た目がスマートになる
黄色ナンバーは「軽自動車らしさ」が強調されるため、見た目を普通車のようにしたい人にとっては、白ナンバーの方がスタイリッシュに感じられます。
② 営業車やビジネス用途でも好印象
営業車や仕事用の車として使う場合、黄色ナンバーよりも白ナンバーの方がスマートな印象を与えるため、企業や個人事業主の間で人気があります。
③ 特別なデザインを楽しめる
地方版図柄入りナンバーでは、各地域ごとのオリジナルデザインを選ぶことができます。
1-6. 軽自動車の白ナンバーは違法ではないの?
軽自動車に白ナンバーをつけても違法ではありません。
正規の制度として国土交通省が認めたナンバープレートのため、安心して使用できます。
ただし、白ナンバーにしても「軽自動車のまま」なので、普通車として扱われることはありません。
次の章では、実際に白ナンバーを取得する方法や、申し込み手順について詳しく解説します。
2. 軽自動車の白ナンバーの仕組みと取得方法

軽自動車のナンバープレートは通常「黄色」ですが、近年では特定の制度を利用することで「白ナンバー」を取得することが可能になりました。しかし、白ナンバーを取得するためには条件があり、誰でも自由に変更できるわけではありません。
ここでは、軽自動車の白ナンバーの仕組みと、その取得方法について詳しく解説します。
2-1. 軽自動車の白ナンバーの仕組みとは?
軽自動車の白ナンバーは、国土交通省が定める「特別仕様ナンバープレート制度」を利用することで取得できます。
この制度が始まったのは2017年。当初はラグビーワールドカップ2019の開催を記念した特別ナンバーとして登場し、2020年には東京オリンピック・パラリンピック記念ナンバーが発行されました。
現在では、これらのイベント用ナンバーの受付は終了しましたが、新たに「地方版図柄入りナンバー」を利用することで、軽自動車でも白ナンバーを取得することが可能です。
✅ 白ナンバーは違法ではない!
軽自動車の白ナンバーは、正式な国の制度に基づいて発行されるため、違法ではありません。警察の取り締まり対象になることもありません。
✅ 軽自動車の区分は変わらない!
ナンバーの色が変わっても、軽自動車の登録区分は変わりません。税金や車検の制度もそのままです。
2-2. 現在申し込み可能な「地方版図柄入りナンバー」
現在、軽自動車の白ナンバーを取得するには、地方版図柄入りナンバーを申し込む方法が唯一の手段です。
地方版図柄入りナンバーとは?
- 各地域の特色を活かしたデザインが採用されたナンバープレート
- モノクロ版(白ナンバー)とフルカラー版が選択可能
- 軽自動車にも適用されるため、白ナンバーを取得できる
図柄入りナンバーを選ぶメリット
✔ 全国の地域からデザインを選べる
✔ 申し込むだけで白ナンバーが取得可能
✔ 軽自動車でも普通車のような見た目になる
2-3. 軽自動車の白ナンバーの取得方法(申し込み手順)
白ナンバーを取得するためには、以下の手順で申し込みを行います。
【STEP 1】国土交通省の「図柄ナンバー申込サイト」で申し込む
地方版図柄入りナンバーは、国土交通省が運営する専用サイトから申し込むことができます。
▶ 図柄ナンバー申込サイト
✅ 申込時に必要な情報
- 車両の登録番号(現在のナンバープレート情報)
- 申請者の個人情報
- 希望するデザインの選択
✅ 申込時の注意点
- 軽自動車の白ナンバーを希望する場合は「モノクロ版」を選択する
- 申請後のキャンセルはできないため、事前に確認する
【STEP 2】交付手数料を支払う
図柄入りナンバーの取得には、通常のナンバープレートと異なり交付手数料が必要になります。
✅ ナンバーの種類別料金の目安(地域によって異なる)
ナンバーの種類 | 交付手数料(目安) |
---|---|
モノクロ版(白ナンバー) | 7,000円〜9,000円 |
フルカラー版(図柄入り) | 1万円以上 |
📌 ポイント
- 地域によって交付手数料が異なるため、事前に確認が必要
- フルカラー版を選ぶと費用が高くなる
【STEP 3】運輸支局や軽自動車検査協会で手続きを行う
ナンバーの申請が完了し、交付手数料の支払いが済んだら、指定された運輸支局または軽自動車検査協会でナンバープレートを受け取ります。
✅ 手続き時に必要なもの
- 車検証
- 現在のナンバープレート(交換時に返納)
- 申請受付の書類
🚗 ナンバープレートの交換方法
- 運輸支局または軽自動車検査協会で現在のナンバープレートを返納する
- 新しい図柄入りナンバープレートを受け取る
- ナンバーを車両に取り付ける(封印は不要)
✅ ナンバーの取り付けについて
- 普通車と異なり、軽自動車には「封印」が不要
- 自分で取り付けてもOK(工具が必要)
- ディーラーや整備工場に依頼すると確実
2-4. 白ナンバーに変更する際の注意点
白ナンバーは、国の制度に基づいた正式なものですが、変更時にはいくつかの注意点があります。
🚨 ナンバー変更後は再登録が必要
ナンバープレートを変更すると、車両の登録情報も更新されます。そのため、車検証の情報と一致しているかを確認する必要があります。
🚨 軽自動車の税金は変わらない
ナンバーが白くなっても、軽自動車の税制や車検制度は変わりません。普通車扱いにはならないため、税額が増えることもありません。
🚨 ETCや駐車場の誤認識はない
ナンバーの色が変わっても、ETCや駐車場の料金システムは車両登録情報で判断されるため、料金が変わることはありません。
2-5. 白ナンバーを取得するメリットとデメリット
✅ メリット
✔ 見た目がスタイリッシュになり、普通車のような印象になる
✔ 営業車や仕事用の車としてもスマートな印象を与える
✔ 地域ごとのデザインを楽しめる
❌ デメリット
✖ 交付手数料がかかる(7,000円〜1万円程度)
✖ 軽自動車のままなので税制の変更はなし
2-6. まとめ:白ナンバーの取得は簡単!費用をチェックして申し込もう
- 軽自動車の白ナンバーは「地方版図柄入りナンバー」を申し込めば取得可能
- 申し込みはオンラインで簡単にでき、交付手数料は約7,000円〜1万円程度
- 軽自動車の区分は変わらないため、税金や維持費はそのまま
軽自動車を白ナンバーにしたいなら、今すぐ申し込みを検討してみましょう! 🚗✨
3. 軽自動車の白ナンバーのメリット・デメリット
軽自動車の白ナンバーは、「地方版図柄入りナンバー」を申し込むことで取得できますが、白ナンバーにすることによるメリットとデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。
「見た目がカッコよくなるから!」と安易に白ナンバーを選んでしまうと、後になって「思ったよりお金がかかる」「期待していたメリットがなかった」と後悔することもあります。
ここでは、軽自動車の白ナンバーのメリット・デメリットを詳しく解説し、白ナンバーにするべきかどうかを判断するためのポイントを紹介します。
3-1. 軽自動車を白ナンバーにするメリット
軽自動車の白ナンバーには、見た目だけでなく実用的なメリットもあります。
① 見た目が普通車のようにスタイリッシュになる
軽自動車の「黄色ナンバー」は、軽自動車であることを強調する色です。
「黄色ナンバーはダサい」「普通車っぽくしたい」と考える人にとって、白ナンバーは大きな魅力です。
特に、黒やグレーなどの落ち着いたカラーの車に乗っている人は、白ナンバーのほうが統一感があり、スタイリッシュな印象になります。
✅ 白ナンバーが似合う軽自動車の例
- ダイハツ タント(落ち着いたデザインで、白ナンバーと相性が良い)
- ホンダ N-BOX(ボックス型デザインで、普通車と見た目が似ている)
- スズキ ジムニー(オフロード車の雰囲気が白ナンバーでより強調される)
② 営業車・ビジネス用途でもスマートな印象を与える
軽自動車を仕事用として使う場合、黄色ナンバーよりも白ナンバーの方がスマートな印象を与えやすいというメリットがあります。
特に、以下のような業種では、白ナンバーを選ぶことでより洗練されたイメージを持たれます。
✅ 白ナンバーを選ぶメリットがある業種
- 個人タクシー・送迎業(乗客に「軽自動車っぽさ」を感じさせない)
- 訪問営業・個人事業主(顧客への印象が良くなる)
- 配達・宅配サービス(軽貨物でも「事業用ナンバー」にしない場合、白のほうが印象が良い)
③ 地域ごとのデザインを楽しめる(ご当地ナンバー)
地方版図柄入りナンバーを利用することで、軽自動車のナンバーに地域独自のデザインを入れることができます。
例えば、以下のような地域ごとのデザインがあります。
✅ 代表的な図柄入りナンバー(白ナンバー)
- 富士山ナンバー(静岡・山梨エリア)
- 沖縄のシーサーデザインナンバー
- 京都の伝統文化をモチーフにしたナンバー
このように、自分の地元やお気に入りの地域をナンバープレートでアピールできるのも、白ナンバーのメリットのひとつです。
3-2. 軽自動車を白ナンバーにするデメリット
白ナンバーにはメリットが多い一方で、いくつかのデメリットもあります。
① 交付手数料がかかる(無料ではない)
通常の黄色ナンバーは、新車購入時に標準でついてくるため、特別な費用はかかりません。しかし、白ナンバーを取得するには、交付手数料(7,000円~10,000円程度)が必要になります。
ナンバーの種類 | 交付手数料(目安) |
---|---|
通常の黄色ナンバー | 無料(新車登録時に発行) |
白ナンバー(モノクロ) | 約7,000円~9,000円 |
白ナンバー(フルカラー) | 1万円以上 |
✅ 注意点
- 申し込む地域によって手数料が異なるため、事前に確認が必要
- 一度申し込むとキャンセルできないため、慎重に選ぶ必要がある
② 税金や維持費は変わらない(軽自動車のまま)
「白ナンバーにしたら普通車扱いになるの?」と勘違いしてしまう人もいますが、軽自動車のままなので、税金や車検の制度は一切変わりません。
✅ 白ナンバーにしても変わらないこと
- **自動車税(7,200円/年)**は軽自動車のまま
- 車検のルールも軽自動車のまま
- 高速道路料金も軽自動車区分のまま
白ナンバーにしても、軽自動車の特典(税金が安い・燃費が良いなど)はそのまま維持されるため、経済的な負担は増えません。
③ ETCや駐車場での誤認識は起こらないが、注意は必要
白ナンバーにすると、「ETCや駐車場の料金所で普通車扱いされるのでは?」と心配する人もいますが、そのような誤認識は起こりません。
ETCシステムや駐車場の自動判別機は、ナンバープレートの色ではなく、車両の登録情報で区分を判断しているため、白ナンバーでも軽自動車の料金が適用されます。
しかし、一部の駐車場や有人料金所では、見た目だけで判断するケースもあるため、係員に説明が必要な場合があるかもしれません。
✅ 対策としてできること
- 車検証を携帯しておき、軽自動車であることを証明できるようにする
- ETC割引などの情報を事前に確認する
3-3. 軽自動車の白ナンバーはこんな人におすすめ!
軽自動車の白ナンバーは、以下のような人におすすめです。
✅ 見た目を普通車っぽくしたい人
✅ ビジネスで使うため、スマートな印象を持たれたい人
✅ 地域の特別なナンバーデザインを楽しみたい人
逆に、「お金をかけたくない」「ナンバーの色にこだわらない」という人には不要かもしれません。
3-4. まとめ:軽自動車の白ナンバーのメリット・デメリットを理解して選ぼう!
軽自動車の白ナンバーは、見た目やイメージを重視する人にとって大きなメリットがありますが、取得には費用がかかる点にも注意が必要です。
「自分にとって本当に必要か?」を考えた上で、白ナンバーを選択するのがベストです。
4. 軽自動車の白ナンバーに関する注意点
軽自動車の白ナンバーは見た目がスタイリッシュになるなどのメリットがありますが、申し込み前に知っておくべき注意点がいくつかあります。
「白ナンバーにして後悔した」「思っていたのと違った」ということがないように、白ナンバーの注意点をしっかり理解しておきましょう。
4-1. 軽自動車の税金・車検制度は一切変わらない
白ナンバーに変更しても、軽自動車のままなので、税金や車検制度は一切変わりません。
🚗 よくある勘違い
「白ナンバーにしたら、普通車扱いになって税金が高くなるの?」 → いいえ!税金はそのままです。
項目 | 黄色ナンバー(標準) | 白ナンバー(特別仕様) |
---|---|---|
自動車税 | 7,200円(自家用) | 変わらない |
重量税 | 5,000円(2年分) | 変わらない |
車検制度 | 軽自動車のルール適用 | 変わらない |
高速道路料金 | 軽自動車料金 | 変わらない |
白ナンバーでも税制優遇は受けられる!
軽自動車の特典(税金が安い・車検費用が安い・燃費が良い)は、白ナンバーにしてもそのまま適用されます。
✅ 「普通車っぽくなる」だけで、普通車にはならない!
ナンバーの色が変わるだけで、軽自動車の本来の区分や特典には一切影響しません。
4-2. ナンバー変更には費用がかかる(無料ではない)
軽自動車の標準の黄色ナンバーは、新車登録時に無料で交付されます。しかし、白ナンバー(図柄入りナンバー)は交付手数料が必要です。
白ナンバーの取得費用(目安)
ナンバーの種類 | 交付手数料 |
---|---|
通常の黄色ナンバー | 無料(新車登録時に発行) |
白ナンバー(モノクロ版) | 約7,000円~9,000円 |
白ナンバー(フルカラー版) | 約10,000円~12,000円 |
📌 ポイント
- 地域によって交付手数料が異なるため、申し込む前に確認が必要
- 一度申し込んでしまうとキャンセルができない
4-3. 白ナンバーにしても「軽自動車」であることは変わらない
ナンバーの色が変わっても、車両の登録情報は変わらないため、警察や行政機関では軽自動車として扱われます。
🚓 交通ルールも変わらない
- 高速道路の最高速度は100km/hまで(普通車は120km/h)
- 軽自動車専用の駐車スペースは引き続き利用可能
🛑 デメリットとしては…
- 白ナンバーだからといって、普通車として優遇されることはない
- ナンバープレートの変更をしたことを覚えておく必要がある(再登録の際に影響する場合も)
4-4. ETCや駐車場での誤認識は起こらないが、説明が必要な場面もある
「白ナンバーにすると、ETCゲートで普通車扱いされてしまうのでは?」と心配する人もいますが、実際には誤認識されることはありません。
ETCや駐車場の料金システムは、ナンバーの色ではなく、車両登録情報で判断されるため、白ナンバーでも軽自動車として認識されます。
しかし、まれに係員の判断ミスがある
- 有人料金所では「普通車ですか?」と聞かれることがある
- 駐車場の管理人が軽自動車と気づかず、普通車スペースへ誘導されることがある
✅ 対策としてできること
- 「軽自動車です」と伝えれば問題なく処理される
- 車検証を携帯しておくと、証明がスムーズ
4-5. 一度白ナンバーにすると、元の黄色ナンバーには戻せない?
「やっぱり黄色ナンバーに戻したい!」と思った場合、どうすればいいのでしょうか?
🚗 白ナンバーから黄色ナンバーに戻す方法
白ナンバーは、軽自動車検査協会で「ナンバープレート再交付申請」を行えば、再び黄色ナンバーに戻すことができます。
✅ 黄色ナンバーに戻す手順
- 軽自動車検査協会で「ナンバー変更申請」をする
- 新しい黄色ナンバーを発行してもらう(手数料が必要)
- 白ナンバーを返却し、黄色ナンバーを取り付ける
📌 ポイント
- 再交付の手数料(約4,000円~6,000円)がかかる
- 地域によって対応が異なるため、事前に確認が必要
4-6. 白ナンバーをつけると中古車売却時に影響する?
白ナンバーの軽自動車を売却する際に、「通常の黄色ナンバーと違うため、買取価格に影響があるのでは?」と不安に思う人もいます。
🚗 中古車売却時のポイント
- 白ナンバーでも買取価格が変わることは基本的にない
- 買い手が黄色ナンバーを希望する場合は、再交付が必要になることも
- 白ナンバーがカスタムの一部とみなされるケースもある
✅ 「白ナンバー=デメリット」にはならないが、購入希望者の好みが分かれる可能性あり!
4-7. 白ナンバーの注意点を理解して後悔しない選択をしよう!
軽自動車の白ナンバーには多くのメリットがありますが、以下の注意点を理解しておかないと後悔する可能性があります。
白ナンバーの注意点まとめ
✅ 税金や車検制度は変わらない(軽自動車のまま)
✅ 交付手数料がかかる(約7,000円~10,000円)
✅ 一部の料金所や駐車場で説明が必要な場合がある
✅ 黄色ナンバーに戻すには手続きが必要(手数料がかかる)
✅ 中古車売却時に買い手の好みに影響することもある
「白ナンバーにすることで後悔しないか?」をしっかり考えた上で、ナンバー変更を検討しましょう! 🚗✨
よくある質問(FAQ)
Q1. 軽自動車の白ナンバーは違法ですか?
違法ではありません。 国土交通省が認めた「地方版図柄入りナンバー」を申し込めば、正式に白ナンバーを取得できます。
Q2. 白ナンバーにすると税金は変わる?
変わりません。 軽自動車の税制(自動車税7,200円/年など)はそのまま適用されます。
Q3. ETCや駐車場で普通車扱いされることはある?
ありません。 料金システムはナンバーの色ではなく、車両登録情報をもとに判別するため、軽自動車の料金が適用されます。ただし、一部の有人料金所では確認を求められることがあります。
Q4. 白ナンバーを黄色ナンバーに戻せる?
戻せます。 軽自動車検査協会でナンバー変更の手続きを行い、新たに黄色ナンバーを発行してもらう必要があります(手数料4,000円~6,000円程度)。
まとめ:白ナンバーは慎重に選ぼう!
軽自動車の白ナンバーは、見た目を良くしたい人にとって魅力的な選択肢ですが、費用がかかる点や、実際の車両区分は変わらない点に注意が必要です。
白ナンバーを選ぶ前に、「本当に自分に必要か?」をしっかり考えましょう。
✅ 見た目を重視するなら白ナンバーはおすすめ!
✅ 税金や制度は変わらないので、コストを抑えたい人には不要
✅ 申し込む際は「図柄ナンバー申込サイト」で手続きが必要
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